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【経験談あり】給料は労働力の再生産代だ<マルクス資本論>

投稿日:2021-03-13 更新日:

こんにちは!

受託仕事をしていたときに、ビジネスの構造と自分がやってきたことに疑問を感じて、
マルクスの『資本主義』について勉強したのでシェアしたいと思います。

資本家が払っているのは、労働力の再生産のため

どういうことなのかご説明しますね。

労働者が一日働くとクラクラにくたびれ果ててしまいます。(=労働力の消費)

資本家側はまた翌日も元気に出勤してもらわないと困る。

その労働力を再生産してもらわなければならない。

再生産してもらえると、翌日も労働力を売ることができる。

要は、労働力の価値というのは、労働者が翌日も元気に働けるようにするためにかかる費用

例えばですが、

  • 仕事から帰宅すれば夕ご飯食べたい(食材の費用)
  •   

  • 翌日も元気で働くためには、寝るところがなければならない(家賃、寝具等)
  •   
    諸々ありますが、全て労働力の再生産の費用が労働力の価値になります。

    つまり、『資本家が払っているのは労働力の再生産のため。』というのをマルクスは言っています。

    体験談

    過去は超激務企業で勤めていたときは、
    金・土曜の通常勤務後は翌朝5時まで別のところで仕事しておりました。
    労働力の極限消費ですね。

    メインでやっていた仕事が激務の割に給料よくないので、
    副収入が欲しくて、即金性を優先したため、バイトをしていました。

    しかし、労働力の再生産代金に消えていくんですね。これ。
    具体的にいうと、家賃や飲食費です。

    あとは、睡眠が明らかに足りていないので、余剰時間は、睡眠へと消えていきます。

    するとどうでしょうか。自分の時間なんてほとんど残っていない状態でした。

    当時の考えが貯金目的ではなく、主収入の補填として考えていたことも大きかったですが、
    自分には結果として何も残らないものに労力を割いてしまったんですね。

    目先のことしか考えられなくなっていた結果です。

    ▼目先のことしか考えられなくなった経験も別の記事で書いてます。

    【実体験】1年間YESマンで動いてみた結果。身を滅ぼした実体験

    当時は、自暴自棄でしたね。はい。

    総括

    冷静な判断で考えられるようになった今は思うのは、
    大立志があるならば、「時間、お金、気力」を用意しなければならないなと思ってます。

    つまり、

  • できるだけ再生産(回復)のためにお金を使う状況を避けるべき
  • 自分の時間も確保するべき
  • 一日に使える脳の判断能力の余剰を自分のために残しておくべき
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