最初に「YESマン」について定義しておきます。
私は元々、YESの方が多い性格で、スーパーポジティブです。
しかも、自分の人生をどう生きるかをめちゃくちゃ考えている自負がある人間です。
なので、映画『イエスマン“YES”は人生のパスワード』のように
「ノー」が口癖で人生に後ろ向きな人ではありません。
そんな前提があるなかで、
このブログでのYESマンは、
・上司や友人からのお誘い
については、基本断らないということです。
- YESマンになり
- 平日・土日のスケジュールを埋めまくり
転職してきた中で、とある会社勤務しているときの、
とある1年間は体壊れてもいい覚悟で挑んだ体験結果になります。
【実体験】1年間YESマンで動いてみた結果。身を滅ぼしたお話
①上司から「都合のいい部下」という認識される
都合のいい部下は、基本断らないということを認識されます。
よって、「私の時間は俺の時間」みたいな感じです。
まるでジャイアンですね。
ここは会社や上司によると思うのですが、
私がどんなに忙しくても、上司の都合で時間が動きました。
例えば、プレゼン本番の1時間前にプレゼン資料印刷して
現地までもってきてほしいみたいな依頼をされます。
私の担当分じゃない仕事でしたので、もちろん初見です。1時間前に。。
これは一例ですが、まだまだ他にもありました。
要は、相手のやりたい仕事を任せるのではなく、
上司がやりたくない仕事を振ったり、
急に依頼したりなど、
頼みやすく断らない相手に依頼している感じです。
YESマンを継続していると、本来は意思をはっきり主張する私でも、
言いづらい環境にしてしまっているので、自分で自分の首を締めてます。
②継続するきっかけは生まれない
飲みやイベントのお誘いを断らずに参加していました。
自分のキャリアにプラスになるため
または、人脈が増えることを目的にしていましたが、
そのときのキャリア形成には全く活きませんでした。
③いつもできたことができなくなる
ここは完全に鬱です。
これはスケジュール管理や仕事量など色んな要因が含まれての結果かと思います。
「先読み」なんてのは、割と当たり前にできていたんですが、
ちょっとしたことでも先読みができなくなっている恐怖を感じました。
これは体験しないと本人しか分からない感覚なんでしょうが、
「今まで普通にできていたことが頭で考えられなくなる」恐怖。
考えやすくすると、
今まで自転車の乗ることは普通にできてたのに、
急に乗り方が分からなくなる感じなのかなと。
今まで普通にできていたことが頭で考えられなくなってから、
様子も違ったみたいで家族からもかなり心配されました。
④当たり前だけど、お金は貯まらない
文章にするまでもないですが、
- 飲み参加費
- イベント参加費
- 飲食代
- 交通費
- 服飾代
- 場合によっては、誰かのお祝い費用
などなど
収支プラマイゼロ、なんならマイナス。
その中でも唯一プラスな面
いろんなお店を知れる
私は食についてそこまで興味がないのですが、
連れて行ってくれる食通の方のおすすめのお店に参加できることくらいですかね。
あんまりいらないプラスの面ですね(笑)
総括
相手を見極めなければ、YESマンでは相手の人生を生きる人になってしまいます。
自分の人生を生きたいなら、YESマンはおすすめできません。